Project Caseプロジェクト事例

プロジェクト事例

  • SW開発プロジェクト伴走支援およびシステム企画リード

    • DX/IT推進
    • PM/PMO
    SW開発プロジェクト伴走支援およびシステム企画リード
    クライアント
    大手製造業(エレクトロニクス領域)
    課題
    市場環境の変化により主要事業の競争力が低下する中、新アーキテクチャによるソフトウェア開発プロジェクトを立ち上げていたが、大規模プロジェクトを推進するための体制・役割分担が十分に整っていなかった。
    また、担当部門間の連携が限定的で、要求・要件の具体化や企画段階での合意形成が進みにくい状況が存在。
    さらに、海外販売先のニーズや現場の課題を踏まえた企画検討が不十分で、プロジェクト全体を横断的に整理する役割が求められていた。
    支援内容
    プロジェクトのPM補佐・PMOとして伴走し、部門横断での論点整理、企画段階の合意形成、要件の可視化を主導。
    経営層・事業企画・開発部門それぞれの視点を踏まえて、プロジェクトの目的・価値を共有し、実行しやすい推進体制の構築を支援した。
    また、海外販売先のニーズの取りまとめや企画案への反映を行い、システム企画領域では “言いにくいTo-Be像を示す” 役割と “現実的な前進案をともに考える” コーチングの両面で伴走。
    結果として、組織内での課題認識が整理され、新たなプロジェクト体制の整備や組織構造見直しのきっかけにもつながった。
  • 生成AI活用推進に向けた実行戦略策定・ユースケース開発支援

    • DX/IT推進
    • DX戦略/IT企画
    生成AI活用推進に向けた実行戦略策定・ユースケース開発支援
    クライアント
    大手金融グループ(情報子会社)
    課題
    グループ全体のデジタル戦略の中で、行内のシステム開発領域における生成AI活用が重要テーマとなる一方、既存の推進体制では個々のPoCが点在し、全体戦略や中期的なロードマップが十分に整理されていなかった。
    また、ステークホルダー間でAI活用の目的や期待値が統一されておらず、財務効果優先の議論に偏る傾向があった。
    加えて、ユースケース創出や技術サポートの負荷が特定組織に集中しており、現場での活用を広げるための企画・実行プロセスを再整備する必要があった。
    支援内容
    システム開発領域における生成AI推進プロジェクトに参画し、短期間で実行戦略を策定するとともに、経営層および各本部との対話を通じて推進方針を整理。
    ユースケースの壁打ち・課題分析を現場担当者と伴走しながら実施し、技術支援と推進支援を掛け合わせることで戦略の現場定着を後押しした。
    また、効果算出の考え方整理、進捗・課題管理のルール化、PoC実行体制の見直しを進め、今中期・次期中期を見据えたユースケース開発のロードマップを構築。
    生成AIが開発現場で“活用され続ける仕組み”づくりに向けて、体制とプロセスの双方を整備した。
  • 保険会社向けグループ社員のAIに関する人材育成支援

    • DX戦略/IT企画
    保険会社向けグループ社員のAIに関する人材育成支援
    クライアント
    大手保険会社グループ
    課題
    グループ全体でAI活用を促進する方針のもと、社員のAIリテラシー向上やAI専門人材の育成・採用に取り組んでいたが、
    研修内容やレベル感の整理、実践機会の設計などが十分に具体化されておらず、全社で共通認識を形成しながら施策を推進する体制が整っていなかった。
    また、専門性の高いAI人材の獲得においても、要件定義や見極め基準の明確化が課題となり、短期・中期で計画的に人材層を形成するためのロードマップ策定が求められていた。
    支援内容
    グループ内担当者と伴走し、全社員向けAIに関する研修の企画・具体化を中心に、施策の検討から実行計画策定までを一貫して支援。
    目的やレベル感の整理、座学・実践型研修の設計、AI活用の有用性を伝えるための施策立案を行い、取り組みやすい学習環境の整備を推進した。
    また、AI専門人材の獲得・育成に向けて、採用要件・ペルソナ設定、見極めポイントの整理、育成・採用計画の策定にも寄与。
    全社的なAI活用を支える体制づくりに向け、短期・中期のロードマップを策定し、継続的な人材育成基盤の構築を後押しした。
  • 新規事業創出に向けた経営議論支援・構想整理プロジェクト

    • 戦略/Biz
    新規事業創出に向けた経営議論支援・構想整理プロジェクト
    クライアント
    大手製造業
    課題
    新規事業の検討は数年にわたり進められていたものの、構想の整理不足により経営として判断できる状態に至っていなかった。
    また、価値仮説や勝ち筋、想定リスクなど、事業設計に必要な論点が揃わず、議論が深まりにくい状況が続いていた。
    このため、経営会議で方針を定めるための材料が不足し、意思決定プロセスが停滞していた。
    支援内容
    事業部が検討してきた構想を丁寧にヒアリングし、論点単位で整理することで、経営議論に必要な前提を可視化した。
    その上で、ビジネス視点に基づく検討軸や代替案を加え、意思決定に直結するストーリーへ再構築する支援を実施した。
    PJ終盤では追加の構想検討も行い、新たな着眼点を提示しながら、経営として次の一手を描くための判断材料を整備した。
  • DX推進体制構築および業務改革支援

    • DX/IT推進
    • PM/PMO
    DX推進体制構築および業務改革支援
    クライアント
    大手鉄鋼商社
    課題
    全社的なDX推進を進める中で、部門ごとに業務プロセスや役割が異なり、横断的な連携による改善活動をどのように進めるべきか検討が必要な状況であった。
    また、経営層・業務部門・システム部門それぞれが抱える期待や課題が多様で、共通の推進方針を描くための整理が求められていた。
    加えて、既存システム運用を中心としてきた部門では、プロジェクト推進やDX施策の企画に必要なリソースが限られており、持続的にDXを推進するための体制づくりが課題となっていた。
    支援内容
    クライアントのDX推進チームと一体となり、業務整理・プロセス改善・デジタルツール活用を軸に、DX施策を着実に推進するための体制整備を実施。
    部門横断での論点整理や計画策定を進めるとともに、業務担当者との丁寧なコミュニケーションを通じて、現場の気づきや改善提案が自然と生まれる環境づくりを支援。
    また、プロジェクト管理手法やドキュメント体系の標準化により、進捗・工数・成果が見える化され、取り組み全体の推進力向上に寄与。
    結果として、DX推進が特定部門の取り組みではなく、組織全体で取り組むテーマとして定着する基盤の構築を後押しした。
  • S&OPモデル構築・需給最適化プロジェクト推進支援

    • DX/IT推進
    • PM/PMO
    S&OPモデル構築・需給最適化プロジェクト推進支援
    クライアント
    大手食品メーカー
    課題
    需給予測・生産計画を高度化するため、最適化エンジンを活用したS&OPモデルの構築を進めていたが、業務プロセスや組織体制の整理が追いつかず、ベンダ主導で議論が進行していた。各ステークホルダー間の合意形成も難航し、クライアント内部の事務局機能が不足。さらに、業務要件・制約条件・現場目線のユースケースが曖昧なまま検討が進んでいる状況にあった。
    支援内容
    クライアント側の事務局・PMOとして参画し、需要予測・供給計画・生産計画を軸に業務フローの設計を支援。複数部門の論点整理、ユースケース定義、KGI・KPI設計、PDCAモデル策定を行い、検討の軸を明確化した。大手コンサル・SIerとのFit&Gap整理や会議体運営、タスク管理などを一括で推進し、業務・組織・システムの三位一体で「自社流S&OP」構築を実現するための合意形成を主導。プロジェクト全体を俯瞰し、ベンダコントロールと実行計画策定をハンズオンで支援した。
  • 地域共創に関する戦略策定支援

    • 戦略/Biz
    地域共創に関する戦略策定支援
    クライアント
    大手通信会社
    課題
    地域中核団体が中心となり地域の課題を解決する『地域エコシステム』を形成することにより、課題を抱える地域が自走して課題解決に取り組めている状態を目指していたが、具体的な実現方法やコミュニティの運営方法が未定であった。
    さらにビジネスモデルとしても、初期費用はクライアントにて負担しており、将来的な収益化モデルも確立されていない状況であった。
    支援内容
    課題解決に特化した論点整理と仮説検証で、地域エコシステム、ビジネスモデルの各課題に対し、現状整理、仮説構築、検証、アクション整理を遂行。
    事業戦略立案全般の支援で、事業目的、KGI・KPI達成のための戦略を立案し、論点整理、初期仮説形成、仮説検証、ディスカッションを実施。
  • データ分析基盤刷新プロジェクト

    • PM/PMO
    データ分析基盤刷新プロジェクト
    クライアント
    大手小売企業
    課題
    大手小売業におけるデータ分析基盤刷新プロジェクトを大手SIerが受注したが、アーキテクチャを構想ができる上流コンサルタントが不足している状況。
    加え、SnowflakeやDataikuなどのツールを導入するため、その知見者はいるが、全体リードをするためのプロジェクト管理という側面でもリソースが不足していた。
    支援内容
    顧客上位層が考えていることを要求定義に落とし込み、全体のゴールとスコープを策定。既存のデータ基盤とのFit&Gapを整理しつつ、新システムやサービスの導入も検討しつつ全体アーキテクチャ設計を支援。
    顧客が使用したいデータ分析ツールのPOC計画の策定を支援。各種関連部署にヒアリングを実施し、POC計画のゴールとアプローチ手法を決定。クライアント上位層との上記POC計画の合意形成。
  • 次世代コールセンター構築PMO支援

    • PM/PMO
    次世代コールセンター構築PMO支援
    クライアント
    AIベンチャー
    課題
    メガバンクのコールセンタの大型リプレース案件をAI企業が受注。しかし同社の専門はAI領域のため、本プロジェクトのような大規模SI案件は未経験だった。
    特に、自社だけでない、マルチベンダコントロール/超大手顧客との折衝・進捗管理能力が求められる状況であった。
    支援内容
    そのため、プロジェクトを円滑に進めるためにユーザPMO支援として当社メンバが体制参画。
    体制構築段階からクライアントと協業し、PMOとしてバリューを発揮。また、当社メンバにて体制構築することにより、会議体及びベンダコントロールを主体的に実施。単なるプロジェクト管理だけではなく、機能/非機能要件、AS-IS/TO-BE、マスタスケジュールなどを策定。後段のフェーズではUAT支援も実施し、
    シナリオ作成から打鍵、トレーニングまで一貫して推進。
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